競泳で東洋大に入学した期待のコンビ、萩野公介と山口観弘が7日、世界選手権代表選考会を兼ねる日本選手権(11~14日・新潟県長岡市)を前に東京都内で報道陣に練習を公開し、ロンドン五輪男子400メートル個人メドレー銅メダルの萩野は「冬場からずっといいトレーニングができている。いい結果が出ると思う」と自信を見せた。

 萩野は個人メドレー、背泳ぎ、自由形で計6種目に出場し、初日の400メートル個人メドレーで「4分6秒台は出したい」と五輪で出した日本記録(4分8秒94)の大幅更新を狙う。昨年末から指導する平井伯昌監督は「5種目ぐらいは勝つかもしれない」と予想した。

 昨秋の岐阜国体男子200メートル平泳ぎで2分7秒01の世界記録を出した山口は、代表入りを第1目標に掲げ「キックがかかるようになってきた。できれば2分7秒台は出したい」と意気込んだ。