日本レスリング協会は30日、2020年夏季五輪で実施競技の存続を求めるメッセージビデオを東京都内で撮影した。

 国際連盟(FILA)から要請を受けたもので、レスリングをしている中高生の男女3人が「レスリングはわたしの人生」「オリンピックはわたしの目標」などと英語でアピールした。

 撮影された映像は最後の1枠を争う8つの候補がプレゼンテーションを行う5月下旬の国際オリンピック委員会(IOC)の理事会(ロシア)などで使われるとみられる。IOC理事会には女子55キロ級で五輪3連覇の吉田沙保里(ALSOK)も出席する予定。