<ラグビー:アジア5カ国対抗>◇4日◇東京・秩父宮ラグビー場

 日本は10トライ、7ゴールを挙げる猛攻で、韓国に64-5で圧勝。08年から始まった同大会で6連覇を決めた。

 日本は、スタメンのWTBに福岡堅樹(20=筑波大)と藤田慶和(19=早大)の若手大学生コンビを抜てき。その起用に答え、福岡が2トライ、藤田が1トライを挙げて、日本の圧勝に貢献した。

 特に福岡は代表初のスタメンで「最初は緊張した」。しかし、前半6分に左タッチライン際を駆け抜けてトライを奪うと、同9分には自陣から約60メートルを独走トライ。「いい流れに乗れた」と笑顔を見せた。

 日本は、これで3連勝。勝ち点を18とし、10日の最終戦であるUAE戦を待たずに優勝が決まった。