<卓球:世界選手権>◇第7日◇19日◇パリ◇男子シングルス準々決勝ほか

 世界ランキング58位の22歳、松平健太(早大)が世界1位の許■(中国)に2-4で敗れ、同種目で1979年平壌大会優勝の小野誠治以来となる34年ぶりのメダル獲得はならなかった。

 今大会の日本勢は全て敗退し、メダルは男子ダブルスの水谷隼(ビーコン・ラボ)岸川聖也(スヴェンソン)組の銅1つだった。

 松平健は安定したレシーブなどで第2、第3ゲームを奪ったが、第4ゲームを12-14で落とすと勢いを失い、第5、第6ゲームも連取された。2連覇を狙う張継科ら中国勢が4強を占めた。

 中国勢対決の女子シングルス決勝は、昨年のロンドン五輪金メダルの李暁霞が劉詩◆を4-2で下して初の世界一。同種目で中国勢は10大会連続の優勝となった。※■は日ヘンに斤※◆は雨カンムリに文の旧字体