日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は21日、2月に行われたテコンドーの全日本選手権男子74キロ級で優勝した韓国籍の洪世勲(兵庫)が帰路の飛行機に間に合わなくなるとの理由で試合後のドーピング検査を回避したため、同選手に優勝の剥奪と2年間の資格停止処分を科したと発表した。検査の回避による処罰は初めてという。

 JADAによると、同選手は試合後に採尿を試みたが、帰国便の時間が迫ったため、所属する兵庫県連盟の会長の指示に従い、検査の完了前に試合会場を離れたという。