競泳の世界選手権(7~8月、バルセロナ)の日本代表の合宿が28日、都内で開催された。

 4月の日本選手権で史上初の5冠に輝いた萩野公介(18=東洋大)、平泳ぎの北島康介(30=日本コカ・コーラ)らが参加。萩野は疲労で前週のジャパンオープン欠場も考えたが、最終日の200メートル個人メドレーでは優勝。合宿では800メートルリレーのメンバーと自由形の強化に励む。「フリー(自由形)の強化は絶対に必要なんで」と意気込んだ。50、100メートル平泳ぎ、400メートルメドレーリレーの3種目出場が有力な北島は「もう1回、(世界と)勝負してえなと思う状態に戻すことが先決」とスピードと持久力の徹底強化を誓った。