日本ラグビー協会は17日、東京都内で理事会を開き、約4億3280万円の赤字となる2012年度の決算を承認した。

 2年連続の赤字で、前年度から赤字額は8000万円以上増えた。トップリーグや7人制の国際大会などの試合収入が伸び悩み、経費の増加も響いたという。

 日本協会は同日、7月1日付の組織再編を発表した。

 横断的な調整機能を持つ総合戦略室を新設し、19年ワールドカップ日本大会に向けた戦略の構築などを目指す。財務体質改善のため、広報やマーケティング、事業部門も見直す。