<テニス:ウィンブルドン選手権>◇第11日◇5日◇ロンドン・オールイングランド・クラブ

 男子シングルス準決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が2年ぶり、第2シードのアンディ・マリー(英国)が2年連続の決勝進出を果たした。

 2011年大会覇者のジョコビッチは第8シードのフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)を7-5、4-6、7-6、6-7、6-3で下し、4時間44分の試合時間は同種目準決勝で最長試合。初優勝を目指す地元のA・マリーは第24シードのイエジ・ヤノビチ(ポーランド)に6-7、6-4、6-4、6-3で逆転勝ちした。

 女子ダブルス準決勝で青山修子(近藤乳業)シャネル・シェパーズ(南アフリカ)組は第8シードの謝淑薇(台湾)彭帥(中国)組に4-6、3-6で敗れ、日本勢で07年大会準優勝の杉山愛、カタリナ・スレボトニク(スロベニア)組以来の決勝進出を逃した。日本勢は全て敗退した。