全日本柔道連盟は9日、東京・文京区の講道館で臨時理事会を開き、上村春樹会長(62)ら理事23人の解任が議題となる臨時評議員会を30日に開催することを決めた。

 了徳寺健二評議員(65)からの求めに応じたもので、6月に就任した谷亮子氏(37)ら新任理事6人を除く全理事が対象。了徳寺氏は無記名投票を求めていたが、採決方法については評議員会で決められることになる。同氏は、出席評議員の過半数の賛成で解任が決まった場合、評議員らで構成する理事選定委員会を立ち上げて、後任の理事を選出することを提案している。