全日本柔道連盟の改革・改善実行プロジェクト責任者会議が12日、東京・文京区の講道館で行われた。暴力の根絶など各分科会がプロジェクトの進捗(しんちょく)状況を説明。会議後の記者会見では、アスリート委員会運営や内部通報制度の規定案が発表された。

 上村春樹会長(62)は3日に結成された「改革促進タスクフォース」の助言による改革・改善のスピードアップを歓迎。それでも、自らの会長辞任時期については「代表理事なので(会長を辞めるために)理事会を開かないといけない。今のところ10月を考えている」と、当初の予定通りの10月辞任を口にしていた。