NPO法人「柔道教育ソリダリティー」が14日、都内のホテルで「暴力根絶」のパネルディスカッションを開催した。

 同法人理事長で全日本柔道連盟理事の山下泰裕氏(56)が、自らリーダーを務める全柔連・暴力根絶プロジェクトの活動を報告。「完全に暴力をなくすためには、相当な覚悟が必要」と話した。同プロジェクトメンバーの友添秀則氏(56=早大教授)菊幸一氏(56=筑波大教授)らも参加。柔道指導者らに混じって、女子78キロ超級現役強化選手の朝比奈沙羅(16=渋谷教育学園渋谷高)も熱心に耳を傾けていた。