4月に女児を出産したフィギュアスケート女子の安藤美姫(25=新横浜プリンスク)が出場を予定する関東選手権(10月11~14日)の会場が当初の川越スケートセンターから収容人数の多い新横浜スケートセンターに変更されることが23日、分かった。日本スケート連盟が近く正式決定する。

 ソチ冬季五輪を目指す安藤の復帰戦で例年より急増が予想される観客や報道陣に対応するためで、日本連盟によると観客席数は川越が200席、新横浜が約2500席。関係者は「200人近い報道陣の申請を予測しており、会場が狭いと運営が厳しくなる」と話した。前売り券の発売や警備体制の強化も検討する。

 関東選手権は五輪代表最終選考会を兼ねた12月の全日本選手権の地区予選。関係者によると、出場予定選手が少ないため、出場選手全員が11月の東日本選手権に進出できる見通しという。