フィギュアスケートの12年世界選手権銅メダリストの鈴木明子(28=邦和スポーツランド)が7日、名古屋市内で練習を公開した。

 ソチ五輪が控える13-14年シーズンでの引退を表明しており、ラストシーズンに向けて「やりきった形でやれるようにしたい。1日1日を大切にしながら頑張るのみなので、すごく充実しています」と決意のほどをうかがわせた。

 新プログラムはショートプログラム(SP)は「愛の賛歌」、フリーはミュージカル「オペラ座の怪人」になる。「SPは振り付けのマッシモ・スカリから『明子のスケート人生を滑りなさい』と言われています。2分40秒に私の全てが詰まっています」と目を輝かせた。