国際オリンピック委員会(IOC)は12日、2014年ソチ冬季五輪と16年リオデジャネイロ五輪のアジア17カ国・地域向け放送権契約で電通と合意したと発表した。

 電通はアフガニスタン、ブルネイ、カンボジア、台湾、東ティモール、香港、インドネシア、イラン、ラオス、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、パプアニューギニア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムでの放送権を地元テレビ局などに販売する。

 電通は7月に両五輪のカザフスタンなど中央アジア5カ国向けで、五輪放送権ビジネスに参入した。