<テニス:ウエスタン・アンド・サザン・オープン>◇14日◇米オハイオ州シンシナティ

 クルム伊達公子組は大接戦の末に屈した。ともにタイブレークの第1セットを失い、第2セットを奪ったが、マッチタイブレークで最後の詰めが甘かった。26日開幕の全米オープンでペアを組む予定のパラサントンハとは「やっていることは間違っていないし、やろうとしていることはできた」と納得の表情だった。

 右アキレスけんが完治していないこともあり、来週は調整にあてるという。今年最後の4大大会に向け「スローペースですけど、良くなってきている。あとは気持ちでいくしかない」と気合を入れた。