2020年夏季五輪開催を目指すマドリード招致委員会のブランコ会長は31日、国際オリンピック委員会(IOC)総会での開催都市決定が9月7日(日本時間8日)に迫った東京、イスタンブールとの招致レースについて「最後の1週間に情熱を持って臨む。結果に自信はあるが、大きな責任も感じている」と心境を語った。

 東京がややリードしているとの見方があるが、ブランコ会長は「誰の意見を聞くかによって見方は変わる」と指摘。

 票読みは「私だけでなく誰にも不可能」と語った上で「総会までの間にIOC委員の考えが変わる可能性がある。最終プレゼンテーションが非常に大事だ」と述べた。