日本ウエイトリフティング協会は7日、都内で世界選手権(10月・ポーランド)に出場する男女日本代表12人を発表し、会見を行った。

 女子53キロ級には、昨年のロンドン五輪銀メダルの三宅宏実(27=いちご)が決定。ロンドン五輪以来の国際大会出場になる。「本調子ではないけれど、苦手なところを意識して直していきたい」と話していた。

 男子77キロ級代表は、今年のユニバーシアードで11位に入った山本俊樹(22=日体大)。同階級の日本記録トータル329キロを更新する目標を立てている。「まずは330キロを世界選手権で出すことを目指して頑張っている。今の力をフルに出せばいけると思う」と意気込んでいた。

 また、会見には今年6月から会長に就任した小池百合子衆議院議員(61)も出席した。「重量挙げが、男女を含めて、学校などにも日本中に裾野が広がるように努力していきたい」とあいさつ。代表選手を激励していた。