全日本柔道連盟(全柔連)で組織の在り方を議論する改革委員会の第2回会合が12日、東京都文京区の講道館で開かれ、30人以上60人以内と定めている評議員定数を30人前後に減らす方針を固めた。宗岡正二会長へ報告後、10月開催予定の理事会と評議員会に諮る。

 改革委員会では評議員会に女性枠や約10人の外部有識者枠を設置する案がまとまった。現在53人いる評議員は都道府県の代表者が中心だが、今後は10ブロックの地区代表とし、会長指名枠も廃止する方向。

 改革委員会は近石康宏専務理事が委員長を務め、今後は理事の定年制などを協議する。