日本テニス協会は19日の常務理事会で、日本代表レベルの選手に対する暴力やセクハラの実態はなかったとする第三者委員会の調査結果を報告した。

 第三者委は過去4年間の日本代表やジュニア日本代表など65人を対象にアンケートを実施し、49人から回答を得た。暴力やセクハラを「自分自身が経験した」「見たり聞いたりした」とする回答はなかったという。

 ただ代表選考方法などへの不満があったため、検討チームを作って年内に対応策をまとめるとともに、相談窓口を設置する。