<女子テニス:東レ・パンパシフィック・オープン>◇第2日◇23日◇東京有明テニスの森公園◇シングルス1回戦

 2時間49分の熱戦を制し、この大会で初めて2回戦へ進んだ土居美咲(22の第一声は「疲れました」。力を出し切り、勝利の味をかみしめた。

 同じ左利きのレプチェンコを相手に、最終第3セットは3-5の劣勢から4ゲームを連取した。「勝因はあきらめない気持ち」と語った土居は、シード選手のチルステア(ルーマニア)とぶつかる次戦に向け「しぶとく食らいついていきたい」と誓った。