<体操:世界選手権>◇第1日◇9月30日◇ベルギー・アントワープ

 男子予選3班までが行われ、個人総合で4連覇に挑む内村航平(コナミ)が3班で合計91・924点を出し、1日の最終4班を残してトップに立った。サミュエル・ミクラク(米国)が2・392点差で2位。

 内村は6種目全てで15点台と安定した演技を披露し、種目別の鉄棒では15・658点で首位、床運動では15・333点で2位につけた

 1班で臨んだ17歳の白井健三(神奈川・岸根高)が16・233点の床運動で1位を守り、跳馬で4位。山室光史(コナミ)がつり輪で5位、亀山耕平(徳洲会)があん馬で6位となり、上位8人(各国・地域最大2人)による決勝進出に望みをつないだ。平行棒の田中和仁(徳洲会)と鉄棒の山室は敗退した。

 オーストラリア代表で36歳の塚原直也(朝日生命)は個人総合で23位となり、上位24人の決勝進出が厳しくなった。

 1日午前10時(日本時間午後5時)開始の4班に加藤凌平(順大)が登場する。