＜体操：世界選手権＞◇第２日◇１日◇ベルギー・アントワープ

　男子予選が終了し、前日の１班に登場した初代表の１７歳、白井健三（神奈川・岸根高）は種目別でともに新技を決めた床運動が１６・２３３点のトップ、跳馬が６位で決勝に進出した。前日３班の内村航平（コナミ）は４連覇に挑む個人総合が合計９１・９２４点、種目別の鉄棒が１５・６５８点でいずれも首位、床運動が３位、平行棒が１０位通過。

　個人総合は上位２４人、種目別は上位各８人（いずれも各国・地域最大２人）が決勝に進出し、予選の得点を持ち越さない。この日の予選最終４班に臨んだ加藤凌平（順大）は個人総合で８９・４７４点の３位、種目別の鉄棒で１５・０７５点の７位に入り、山室光史（コナミ）がつり輪８位、亀山耕平（徳洲会）があん馬８位で突破した。オーストラリア代表で出場した塚原直也（朝日生命）は個人総合で２６位。

　女子予選が始まり、２班で１７歳の村上茉愛（池谷幸雄倶楽部）が種目別の床運動で最高Ｈ難度の「シリバス（後方かかえ込み２回宙返り２回ひねり）」を決め、１４・４６６点と健闘した。村上は跳馬、美濃部ゆう（朝日生命）は段違い平行棒と平均台に臨む。