<フィギュア:ジャパンオープン>◇5日◇埼玉・さいたまスーパーアリーナ

 浅田真央(23=中京大)が五輪シーズンに最高のスタートを切った。

 男女シングル各2選手が、フリーのみを滑って合計点を競う団体戦で、135・16点をマーク。今年3月の世界選手権で記録した自己ベスト(134・37)をいきなり上回った。

 冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をなんとか着氷すると、その後も大きなミスなく、演技後には観客のスタンディングオベーションも。「本番で、まあまあいつも通りの演技ができた。次につながる。スタンディングオベーションはすごくうれしかったです。いよいよ五輪シーズンが始まります。伸びしろはたくさんあるので、向上を目指して頑張りたい」と述べた。

 なお、大会の得点は国際スケート連盟(ISU)の公式記録としては公認されない。