日本水連の上野広治競泳委員長は9日、萩野公介(東洋大)らの活躍が期待される2020年東京五輪の競泳で「メドレーリレーを含む複数の金メダル獲得」などを目標に決めたことを明らかにした。

 3月の評議員会で「複数の金メダル」「自由形を含む2桁のメダル」といった目標を決めていたが、五輪招致成功を受けて具体化した。上野委員長は「7年かけて1歩1歩前進していきたい」と話した。

 15年世界選手権の個人種目で優勝した選手を、当該種目で16年リオデジャネイロ五輪代表に内定することも発表した。昨年のロンドン五輪も同様の基準を設けたが、11年世界選手権で該当者がいなかった。