全日本柔道連盟(全柔連)で組織の在り方を議論する改革委員会の第3回会合が10日、東京都文京区の講道館で開かれ、理事と評議員の定年制導入を30日開催の理事会に提案することを決めた。

 新体制発足後、初の定例理事会となり、8月に就任した宗岡正二会長も出席する予定。

 全柔連では強化や審判など各委員会の専門委員長は65歳で定年としているが、理事と評議員に定年制はない。

 宇野博昌事務局長は具体的な年齢については明言を避けたが「理事と評議員の定年制について話はまとまった。理事会と評議員会で承認されれば、定款を変更したい」と述べた。

 改革委員会は既に評議員の定数削減や、女性枠、外部有識者枠の設置を理事会に提案する方針を固めている。