新体操のイオン・カップ世界クラブ選手権(25~27日・東京体育館)に出場する日本選手が15日、都内で記者会見をおこなった。

 ジュニアの柴山瑠莉子(13)と、今年3月からロシアに長期留学しているシニアの皆川夏穂(16)と早川さくら(16、ともにイオン)が出席した。皆川と早川は今夏の世界選手権に初出場したが、予選落ちを経験した。皆川は「初めての世界選手権では緊張してミスが続いてしまった。悔しい試合だった」と振り返った。早川は「自分の持てる力を出すことができなくて、納得いく演技ができなかった。今回のイオン・カップではロシアで練習を積んだ成果を出したい」と話した。柴山は「イオン・カップは夢の舞台だったので、出場できることがうれしい。このうれしさを力いっぱい表現したいです」と笑顔で話した。