<男子テニス:スイス室内>◇23日◇バーゼル

 シングルス2回戦で第6シードの錦織圭(日清食品)は世界ランキング29位のイワン・ドディグ(クロアチア)に1-6、2-6で完敗し、ベスト8入りはならなかった。

 2年前にこの大会で準優勝した錦織はドディグの強烈なサーブと強打に押され、2度のブレークを許して第1セットを奪われた。第2セットでも第1ゲームをブレークされ、形勢を変えられなかった。

 錦織の話

 相手はミスが少なく、全部自分のミスだった。挽回しようと思ったけど、思うようにいかないまま終わってしまった。いいプレーができなかったときの気持ちは悔しい以外の何物でもない。

 ドディグの話

 今季のベストマッチの一つ。僕にとって今季は素晴らしいシーズンだが、その中でも最高のプレーができた。サーブがよく入った。錦織はいいコンディションではなかったように思う。