<ラグビー:テストマッチ>◇9日◇英国エディンバラ

 世界ランキング15位で欧州遠征中の日本代表は、同9位のスコットランド代表とテストマッチを行い、17-42で敗れた。欧州6カ国対抗出場チームからの敵地初勝利はならず、対戦成績は日本の1勝7敗となった。

 3-11で折り返した日本は、WTB福岡堅樹(筑波大)の2トライを挙げる活躍などで2度1点差に迫った。その後突き放され、合計6トライを奪われた。

 日本は1989年5月に東京・秩父宮ラグビー場で行われたスコットランド戦に28-24で歴史的勝利を収めた。ことし6月には、6カ国対抗出場チームのウェールズ代表を破った。

 15日にロシア代表、23日にスペイン代表と顔を合わせる。

 福岡の話

 しっかりと走り切れた1本目のトライの方がうれしい。手応えと足りない部分の両方をつかめた。(相手の)WTBとマッチアップした時に外にスピードで振り切ることができたのは自信につながる。

 広瀬俊朗の話

 後悔はない。選手の努力が素晴らしかったのが一番良かった。60分(後半20分)まではいいポジションでいけた。そこからどうするかは経験などで良くなると思う。