競泳の萩野公介(19=東洋大)が21日、東京SCの公認記録会に参加し、4種目8レースに出場した。

 得意の個人メドレー強化の一貫で、4日間で10種目20レースに挑む。この日は苦手とされていた100メートルバタフライ、平泳ぎに登場。バタフライは自己ベストの53秒24をマークした。「バタフライ専門の選手と勝負したいとの気持ちが強くなった」。7月の世界選手権では7種目に挑戦し、銀2個も、得意の400メートル個人メドレーでは、瀬戸大也(19=JSS毛呂山)に金メダルをさらわれた。平井コーチは「不得意種目を克服しないと、五輪で金メダルを取れない」と今大会の狙いを口にした。