<バドミントン:全日本総合選手権>◇第2日◇4日◇東京・代々木第2体育館

 今年のジュニア世界選手権女子シングルス準優勝で、20年東京五輪でメダルを狙う大堀彩(17=福島・富岡2年)が、高校総体準優勝の桜本絢子(18=福岡・九州国際大付3年)を15-21、21-17、21-13の逆転で下し2回戦進出を決めた。昨年は初戦で敗れていた。

 大堀は本年度初めてナショナルチーム入り。9月の国際公式戦ヨネックスオープンで日本人初優勝をした山口茜とともに、期待の新星として英才教育を受けている。この日は、8月の高校総体準決勝で敗れている桜本に「ナショナルのプライドがあった。負けられない」とリベンジに成功。「いいパフォーマンスではなかったが、素直にうれしい」と全日本初勝利を喜んだ。