<スピードスケート・ショートトラック:ソチ冬季五輪代表選考会>◇13日◇大阪プールアイススケート場

 女子の酒井裕唯(26=日本再生推進機構)が日本スケート連盟の選考基準を満たし、2大会連続の五輪代表入りを確実とした。

 酒井は500メートルを44秒828で、1500メートルを2分24秒006で制し、500メートルでは9月の全日本距離別選手権と合わせて3戦3勝とするなど基準に達した。

 男子は500メートルで坂下里士(トヨタ自動車)が43秒110で勝ち、初の五輪代表に前進した。1500メートルは高御堂雄三(トヨタ自動車)が2分20秒065で制した。

 右脚骨折からの復帰戦となった坂爪亮介(タカショー)は2種目とも決勝には進めなかった。

 選考会は3日間で男女とも500メートル、1000メートル、1500メートルをそれぞれ2度滑り、全日本距離別と合わせた成績で女子5人、男子3人の代表を決める。