ノルディックスキー・ジャンプで年末年始のジャンプ週間(4戦)を兼ねたW杯に参戦する日本代表の選手5人が26日、成田空港から欧州に出発した。

 43歳の大ベテラン岡部孝信(雪印メグミルク)は、10年3月以来となる海外でのW杯参戦。4シーズンぶりの遠征に「自分のジャンプを、てんぱらないで出来るかどうか」と、ルーキーのような新鮮な気持ちで臨む。

 前回10年のバンクーバー五輪では、日本選手団の主将を務めた。15年前の長野五輪では、トップバッターとして団体金メダルに導いた。豊富な経験を胸に、大逆転でのソチ五輪代表を目指す。