全日本柔道連盟(全柔連)は30日、通行人への傷害容疑で13日に現行犯逮捕され、既に起訴猶予処分となった2009年世界選手権男子73キロ級代表の大束正彦(旭化成)に30日付で6カ月間の会員登録停止処分を科したと発表した。

 29日に旭化成から事情聴取した全柔連によると大束は深夜、酒に酔って路上で通行人ともみ合いになり右手薬指骨折で全治1カ月のけがを負わせたという。所属先からは6カ月間の対外試合出場停止処分が下っている。

 また広島県の川口道場で指導する35歳の男性指導者に対し、昨年8月に教え子の男子小学生を平手打ちしたとして6カ月間の会員登録停止処分を下した。