<男子テニス:全米室内選手権>◇16日◇米テネシー州メンフィス

 世界ランキング16位で第1シードの錦織圭(日清食品)はシングルス決勝で同80位のイボ・カロビッチ(クロアチア)を6-4、7-6で下して2連覇を達成した。ツアー通算4勝目で、昨年の同大会以来のタイトルとなった。

 錦織は第1セットでブレークに成功したのが効いて6-4で先取した。第2セットはともにサービスゲームをキープする均衡した展開が続いたが、タイブレークでは一気に攻めて7-0で勝負を決めた。

 錦織の話

 勝ちに来た大会だった。対戦した選手は格下といえども、タフな選手ばかりだった。特に今日はなかなかチャンスをくれない選手で、紙一重だった。そういう相手にしっかり勝って優勝できたのは素直にうれしい。