<W杯スキー:ノルディック複合>◇個人最終戦◇15日◇スウェーデン・ファルン

 14日の予備飛躍(HS100メートル、K点90メートル)の結果を採用した個人最終戦の後半距離(10キロ)が行われ、ソチ冬季五輪個人ノーマルヒル銀メダリストの渡部暁斗(北野建設)が優勝、2季ぶりに通算5勝目を挙げた。個人総合は3位で終えた。

 予備飛躍2位の渡部暁は、距離はトップと2秒差でスタート。首位争いを続け、残り3キロ付近から独走態勢で逃げ切った。渡部善斗(早大)は17位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は31位だった。

 当初は団体最終戦が行われる予定だったが、強風で飛躍を実施できないため16日に延期され、個人戦に変更となった。