<体操:全国高校選抜大会>◇22日◇愛知・豊田市総合体育館

 昨年の世界選手権男子床運動で金メダルを獲得した17歳の白井健三(神奈川・岸根高)が床運動で自身の名前が付いた新技の「シライ」と「シライ2」を決めて16・300点をマークし、2年連続で種目別1位となった。

 今季初戦の白井は6種目で争われる個人総合では合計86・450点で3位。あん馬、跳馬、平行棒、鉄棒でトップの萱和磨(千葉・習志野高)が89・250点で初優勝。

 女子は4種目による個人総合で昨年の世界選手権代表の村上茉愛(東京・明星高)が54・150点で初制覇。村上は世界選手権4位の床運動と、跳馬で種目別も制した。