<バスケットボール・第27回都道府県対抗ジュニア大会:大阪54-49石川>◇最終日◇30日◇男子決勝◇東京体育館◇日刊スポーツ新聞社後援

 大阪が54-49で石川に競り勝ち、11年ぶり2度目の優勝を飾った。

 大阪は前半、21-26と5点のビハインド。後半も一進一退となったが、主将の大橋大空(和泉市立光明台中2年)を中心に猛攻。残り4分を切ったところで逆転に成功した。

 勝利の瞬間に涙した大橋はベスト5にも選ばれ、「チームが皆でひとつになったので勝てた」と喜びいっぱい。「相手がゾーンディフェンスなので、ハイポストにつなぐようにした」と作戦成功にも満足した顔を見せた。

 森本崇寛コーチ(38)も「大橋にはリーダーシップがある。純粋にバスケを頑張ってくれた」と笑顔を見せた。「バスケは極上の遊びなので緊張せずに喜んでやろうと、子どもたちをその気にさせたのが良かった」とうなずいていた。