<柔道:全日本選抜体重別選手権>◇第1日◇5日◇福岡国際センター◇男女計7階級

 男子100キロ超級はロンドン五輪代表の上川大樹(京葉ガス)が決勝で七戸龍(九州電力)を終了間際の技ありで逆転し3年ぶり2度目の優勝を果たした。

 女子48キロ級は三井住友海上勢の決勝となり、18歳の近藤亜美が山岸絵美に優勢勝ちし初制覇。57キロ級はロンドン五輪金メダルの松本薫(フォーリーフジャパン)が初戦で敗れる波乱があり、宇高菜絵(コマツ)が3度目の頂点に立った。52キロ級決勝は西田優香(了徳寺学園職)が中村美里(三井住友海上)に勝ち5年ぶり3度目の優勝。63キロ級は大住有加(JR東日本)が初優勝した。

 男子90キロ級は吉田優也(旭化成)、同100キロ級は熊代佑輔(ALSOK)が初めて制した。

 6日に男女とも重量級の2階級を除く世界選手権代表が発表される。