全日本柔道連盟は6日、世界選手権(8月・チェリャビンスク=ロシア)代表のうち男子5階級と女子6階級の11人を発表し、男子で昨年世界一となった60キロ級の高藤直寿(東海大)、66キロ級の海老沼匡(パーク24)、73キロ級の大野将平(旭化成)らが名を連ねた。ロンドン五輪女子57キロ級覇者の松本薫(フォーリーフジャパン)は漏れた。
女子78キロ超級は20日の全日本女子選手権、男子100キロ級と100キロ超級は29日の全日本選手権後に選考。代表は男女各9人が上限で、2人目を出す階級も重量級の代表選考と同時に決める。
選考の透明化のため国内ポイントシステムを採用したが、斉藤仁強化委員長は「若手はまだポイントが少なく(ランキングの順位が)ひっくり返っている階級もある。現状で世界を狙える選手を選んだ」と述べた。
代表は次の通り。
【男子】60キロ級
高藤▽66キロ級
海老沼▽73キロ級
大野▽81キロ級
永瀬貴規(筑波大)▽90キロ級
ベイカー茉秋(東海大)
【女子】48キロ級
近藤亜美(三井住友海上)▽52キロ級
橋本優貴(コマツ)▽57キロ級
宇高菜絵(コマツ)▽63キロ級
田代未来(コマツ)▽70キロ級
ヌンイラ華蓮(了徳寺学園職)▽78キロ級
佐藤瑠香(コマツ)