卓球女子で、ドイツオープン、スペインオープンと2週連続でダブルスに優勝。ともに13歳でワールドツアー史上最年少優勝となった平野美宇(エリートアカデミー)、伊藤美誠(スターツ)のペアが8日、羽田空港に帰国した。

 卓球ニッポンの歴史に新たな1ページを彩った平野と伊藤は笑顔で喜びを語った。

 -率直な心境は

 平野「うれしいし、応援や指導をしてくださった方々に感謝の気持ちでいっぱい」

 伊藤「最年少という記録をつくれて、すごくうれしい」

 -平野はシングルスではスペイン・オープンでツアー最年少の準優勝

 平野「格上に勝って決勝に進めたのはうれしいけど、決勝は負けてしまって課題が残った。2位で満足せず、また頑張りたい」

 -成長した部分

 平野「ダブルスの練習をするときの集中力が上がった」

 伊藤「向かっていく気持ちを持つだけでなく、戦術もしっかり考えるようになった」

 -相棒の長所

 平野「相手が取りづらい球を打てるし、パワーもあってすごいと思う」

 伊藤「プレッシャーに強い。競ったときでも自分のプレーを出してくれる」

 -今後の目標

 平野「来年の世界選手権に出場したい。世界ジュニア選手権などで中国選手を倒したい」

 伊藤「来年の世界選手権に出て、1回でも多く格上の選手に勝ちたい」