卓球のJA全農世界選手権団体戦(28日~5月5日・国立代々木競技場など)に出場する日本代表が9日、東京都内で記者会見と壮行会に臨み、女子は2012年の前回大会5位でメダルを逃したエース石川佳純(全農)が「2年前のリベンジを果たし、決勝の舞台に立てるように頑張りたい」と意気込んだ。

 12年ロンドン五輪団体銀メダルメンバーの福原愛(ANA)が左足小指の骨折で欠場し、石川にかかる負担が増すが「いろんな戦型(の選手)がいるし、プレッシャーを力に変えられるチームだと思う」と話し、代表5人の結束力で乗り切ることを強調した。

 3大会連続銅メダルの男子は決勝進出が目標。昨年の世界選手権個人戦シングルスで8強入りした松平健太(ホリプロ)は「団体戦ではまだ強い自分を見せられていないので、今回は見せたい」と決意を述べた。水谷隼(DIOジャパン)と丹羽孝希(明大)は欧州で試合出場のため欠席した。