<テニス:フェド杯ワールドグループ2部入れ替え戦>◇最終日◇20日◇オランダ・セルトゲンボシュ

 日本はシングルスで奈良くるみ(安藤証券)、土居美咲(ミキハウス)が2連敗し、通算2勝3敗で2011年以来のアジア・オセアニアゾーン降格が決まった。

 奈良はキキ・ベルテンスに6-7、6-4、7-9で屈し、土居がアランツァ・ルスに5-7、3-6で敗れた。最終試合のダブルスは青山修子(近藤乳業)尾崎里紗(ロイヤルヒル81TC)組がリヘル・ホヘンカンプ、ミハエラ・クライチェク組と対戦し、1-6、6-3で迎えた10点先取のマッチタイブレークを10-8で制した。

 土居の話

 WGに残留できず、悔しい気持ちでいっぱい。クレーコートで勝つには多彩なショットが必要。競った場面でもっと勝負強さを高めないといけない。

 植田実・日本テニス協会強化本部長の話

 もう一度出直しだ。今後の強化策を含めて、しっかり検証したい。クレーコートでの試合はプレーの幅が求められ、単調な試合では勝てない。