<卓球:JA全農世界選手権団体戦>◇第5日◇2日◇東京・国立代々木競技場ほか◇男女決勝トーナメント

 男子で団体世界ランキング3位の日本が、4大会連続のメダルを決めた。準々決勝で、1次リーグの再戦となった同6位のポルトガルに3-0と快勝した。

 第1試合で、1次リーグではフルゲームと競った相手に丹羽孝希(19)が3-0でストレート勝ち。丹羽は試合を振り返り「昨日より調子が良かった。緊張はなく、応援が力になった。先頭で勝てたことは大きい」と喜んだ。倉嶋洋介代表監督も「苦戦すると思ったが、ああいう仕事ができたのはさすが」と絶賛した。

 この1勝で日本は波に乗ると、エースの水谷隼(24=DIOジャパン)、松平健太(23=ホリプロ)も続いて連勝。準決勝に進出が決まった。

 3位決定戦がないため、日本の銅メダル以上が確定した。準決勝では、同2位のドイツと同13位のシンガポールとの勝者と対戦する。