<卓球:JA全農世界選手権団体戦>◇第7日◇4日◇東京・国立代々木競技場ほか◇男女決勝トーナメント

 男子で団体世界ランキング3位の日本が、準決勝で同2位のドイツと対戦。1-3で敗れ、決勝進出を逃し、4大会連続の銅メダルが確定した。

 第1試合は丹羽孝希(19=明大)が元世界王者のティモ・ボル(33)に、1-3で敗れた。続く第2試合ではエース水谷隼(24=DIOジャパン)がフルゲームの末、欧州王者ディミトリー・オフチャロフ(25)を破った。第3試合では松平健太(23=ホリプロ)が逆転負けし、1-2と追い込まれた。

 4番手のエース水谷に逆転への期待がかかったが、ボルに0-3とストレートで完敗。日本は前回の12年大会に続き、ドイツに敗れて、銀メダル以上の可能性が消えた。水谷は「(ボルには)自分の卓球をさせてもらえなかった」と悔やんだ。勝ったドイツは決勝で同ランキング1位の中国と対戦する。