<卓球:JA全農世界選手権団体戦>◇最終日◇5日◇東京・代々木第1体育館◇男女決勝

 けがの福原に代わって代表入りしたカット選手の石垣優香(24=日本生命)が、世界ランク2位の丁寧から1ゲームを奪った。

 第1ゲームを落として迎えた第2ゲーム。「感謝の気持ちをかみしめて、思い切りぶつかろうと思った」と粘り強くボールを拾い、11-8でもぎ取った。

 その後は格上のサウスポーに押し切られたが、十分に健闘した。大会を通じてチームに貢献する働きを見せ「不安もあったが、チームメートに助けられた。幸せ者だった」と大舞台を戦い抜いた達成感に浸った。