フィギュアスケート女子の2006年トリノ冬季五輪金メダリスト、荒川静香さん(32)が、日本スケート連盟の強化スタッフに加わることが24日、関係者の話で分かった。

 日本オリンピック委員会(JOC)の強化スタッフにも推薦され、各競技で中核を担う指導者を養成するJOCのナショナルコーチアカデミーを6月から受講する。

 荒川さんは引退後にプロスケーターや解説者として活躍し、12年に史上最年少で日本連盟の理事に就任した。

 現役時代から高橋大輔(関大大学院)や浅田真央(中京大)らと交流もあり、連盟関係者は「選手との距離感も近く、金メダリストの経験を伝えてほしい」と期待した。