<卓球:アジア大会女子日本代表候補選手選考会>◇最終日◇1日◇東京・北区

 味の素ナショナルトレーニングセンター◇準決勝、決勝

 若宮三紗子(24=日本生命)が、準決勝で伊藤美誠(13=スターツ)を4-3、決勝は加藤美優(15=エリートアカデミー)を4-2と、いずれも中学生の挑戦を退け、9月19日開幕の仁川アジア大会(韓国)代表に決まった。

 石川佳純、福原愛に続き3人目で、残る2人は22日の理事会で決める。

 若年層の台頭が著しい女子卓球界にあって、24歳の“ベテラン”は「2人とも中学生だから、たくさん攻められるのは分かっていたこと。だから落ち着いて、リードされても最後に4-3で勝てばいいと思って戦いました」と冷静な読みによる耐久戦の勝利を強調した。アジア大会のシングルスは2枠のため石川と福原で、ほぼ確定。若宮は福原とダブルスでペアを組むことになりそうだ。