昨年の水泳世界選手権金メダリストの瀬戸大也(20=JSS毛呂山)が12日、成田空港発の航空機で米アリゾナ州フラッグスタッフに出発した。

 同地は標高約2100メートルの高地。泳ぎ込んで持久力をつけ、パンパシフィック選手権(8月21日開幕、オーストラリア)アジア大会(9月19日開幕、韓国)の金メダルにつなげる。

 自身2度目の高地合宿となる瀬戸は「いい練習をして、自分を追い込みたい」と話す。最近は個人メドレーだけでなく、200メートルバタフライも金メダル候補になってきた。パンパシフィック選手権では初日に同種目があるため「1発目の種目からドーンといって金メダルを取って勢いに乗りたい」とプランを口にした。