柔道の世界選手権(8月25~31日・チェリャビンスク=ロシア)に出場する日本女子代表が25日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで強化合宿を公開した。

 ロンドン五輪57キロ級金メダリストの松本薫(フォーリーフジャパン)は「久々の大きな大会にわくわくしている」と意気込みを語った。

 開幕まで1カ月となり、最後まで技を掛けきることを課題に乱取りに汗を流した。

 松本は内股を改良した新技に取り組んでおり「まだ不安定だが、完成度を上げて世界選手権で出したい」と話した。

 昨年大会で金メダルなしに終わった日本女子の南條充寿監督は「準備の段階では思った通りにできている。私自身も大会が待ち遠しい」と調整に自信を示した。