水泳のパンパシフィック選手権は21日、オーストラリアのゴールドコーストで開幕する。

 20日は競泳会場の屋外プールで男子の萩野公介(東洋大)瀬戸大也(JSS毛呂山)入江陵介(イトマン東進)や女子の渡部香生子(JSS立石)が強い日差しの中で最終調整した。

 初日は200メートル自由形に出場する萩野は切れのある泳ぎを見せ「体も動いているし調子はいい。楽しみたい」と意気込んだ。200メートルバタフライを泳ぐ瀬戸は「リラックスしつつ、いい緊張感を保ちたい」と笑顔で語った。

 ライアン・ロクテや現役復帰したマイケル・フェルプス(ともに米国)ら海外の強敵も泳ぎの感触を確かめた。

 日本代表の平井伯昌監督は4つ以上の金メダル獲得を目標に掲げ「調子の上がっている選手が多い。心配なのは天気くらい」と自信を見せた。